自然は平等か不平等か?
これは私たち人間の一方的な見方の問題であって、「自然そのもの」には全く関係ないことですね。自然は人間の都合に関係なく、ただ「存在している」ものです。
自然は、向かい合う私たち人間の状況や都合で、時に平等であり、また時には不平等でもあるというのが実態かもしれません。
今のところ、自然は、「誰も容赦しない」という点で、全くもって私たち人間を平等に扱っています。「ウイルス感染」です。
非常事態宣言が解除されることとなりましたが、ウイルスが消滅したわけではありません。ウイルスも自然と同じように、人を選ばす、誰も容赦せずに、平等に感染します。
私たち人間にできることは、「ウイルスは誰も容赦しない」ことを自覚し、ただ「予測」し、「備え」、「用心する」ことだけです。
世の中が活発に動き出します。でも、ウイルスにとっては関係ありません。
遠からず学校も再開することと思います。でも、ウイルスが消滅したわけではありません。
今後もウイルスは、私たちを完璧なまでに「平等」に扱います。
ぜひ今まで以上に「感染予防」を意識して生活してください。
また、あってはならないことですが、「誹謗中傷」や「差別」、特に「八つ当たり」をさけてください。今不自由しているのは、「人間社会の一員」である証拠です。
ちょっと話がくどくなってしまいましたが、今全世界の人が、「人ではないもの」と戦っていることを忘れないでくださいね。