12/5 がんについて考えよう(がん教育講話12/4)

2025年12月5日金曜日

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 次のクイズにイエスかノーかで答えましょう(答えはページ下部)。

Q1:がんは(我々の体で毎日行われている)細胞分裂のコピーミスで起こる。

Q2:がんになる人の年齢の割合は50歳以上から増えてくる。

 12月4日(木)2年生を対象としたがん教室(講話)が体育館で行われました。がんについて科学的根拠に基づいた正しい知識を習得し、がん患者の体験談などを通じて「命の尊さ」を考えることを目的としています。本日の講師は甲府市役所地域保健課の保健師さんです。

 日本では2人に1人くらいの人ががんになっています。甲府市の死亡数が多い部位のがんは1位が肺、2位が大腸、3位が胃です。甲府市だけで616人の方ががんで亡くなっています(2023年)。これらがんの現状についてクイズ等を通して知った後に、がん予防やがん検診・がんの治療、そしてがん患者と共に生きる社会について、お話を進めていきました。
 「がんが2人に1人の人がなることを知って改めてこわいと思いました」「早期発見できるように将来はこまめな検診をしたいです」「がんは治らない病気だと思っていたけど、がん検診をして早期発見をすることでがんになりにくくなったり治せたりすることがわかりました」「がんになってしまった人がいたら寄り添ってあげたいと思いました」
 今は関係ないと思っていても、年齢を重ねるにつれて身近な病気となっていくのががんです。また、生徒の中には身近な人ががんにかかっていたり、がんで亡くなったりしている場合がありました。
 今回は2学年を対象としたお話しでしたが、本校では3学期に3学年を対象としたがん教育講話を予定しています。

《クイズの答え》
Q1:イエス(細胞分裂をするときに変異し悪性化したものが「がん」)
Q2:イエス(たばこや飲酒など生活習慣に関わることから割合が高くなると考えられる)