コラム

つぼみ

混乱の2020年ももうすぐ終わろうとしています。

振り返ってみると、年度明けからの休校措置にはじまり、林間学校、修学旅行の中止、夏休みの短縮(今年は17日でした)、各種行事の簡略化など、生徒にとっては物足りないものだったと思います。我々教員も校舎内の消毒作業や、生徒への感染防止指導、健康チェックなど、これまでにない作業の連続でした。

「コロナ疲れ」

日本中、世界中どこに行ってもコロナ、コロナ、コロナ。逃げ場のない閉塞感に、生徒も保護者も不安や疲労感、やるせなさを少なからず感じ続けるしかない1年でした。

世界的にはファイザーなどのワクチンがいよいよ出回りはじめ、やっと収束の見通しが感じ取れるようにはなってきましたが、イギリスなどでは、感染力の高い変異コロナが流行したり、なんと南極でも感染者が出るなど、まだまだ先は長そうです。

ふと桜の木に目をやると、もうつぼみが現れていました。来年の春の開花に向けて着々と準備をはじめています。

今年は誰にも愛でられることのなかった学校の桜ですが、来年は多くの生徒に楽しんでもらえることを期待して止みません。

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