7/2 躊躇しない!エピペン講習会

2025年7月2日水曜日

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 「心臓を動かすための薬」「アレルギーを抑え込むためのものではない」「救急隊がやってくるまでの間、命を長らえさせる薬」そう話した先生(学校薬剤師・武藤先生)は、エピペン(※)を示しながら使い方について説明を始めました。

 7月2日(水)放課後、本校では教員を対象としたエピペン講習会を行いました。
 「映画ではこんなシーンがありますが…」「打った後はよくもんでください」「太くて長い針」「できれば意識があってしっかりしているうちに本人が打つのが一番ですが…」
 全体の説明が終わった後はグループに別れて確認します。打った後は「1.2.3.4.5」と声に出して5秒数える先生、ゆっくりやさしく揉む先生、注意されたことを確実に実践していきました。「具合が悪い生徒を見つけた先生は、その場を動かないでください。『◯◯さん△△をしてください』と具体的に周りに指示を出してください。そして人を集めてください」講師の先生は気づいたことをその場で指摘しながら、一方、「5秒数え終わる前に動いて針が抜けてしまったらどうしたらいいですか?」受講生である教員側も気付いた疑問点をその場で出しながら、講習会は進んでいきました。
 最後に、受講した先生はこう感想を述べました。「いざというときにためらわずにできるかどうかが不安に思う。教員として覚悟が必要だと思った」「毎年受けているが、どう対応するかを確認する時期を設けることは大切だと思った」と。
 本校では安全に関わる講習会を定期的に行い、学校安全に努めてまいります。

※エピペンは、アナフィラキシーという重度のアレルギー反応が起きたときに、症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐものです。