「個に応じた指導」という言葉がこれまで用いられてきましたが、この「個」を指導と学習という2つの要素から捉えなおしたのが「個別最適な学び」です。個別最適な学びは「協働的な学び」と合わせて一体的に充実させることが目指されています。
本日9月18日(木)県教育課程実践授業として、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けての授業が1学年家庭科で行われました。
まずはクロームブックを開いて、個人個人のもつ「幼児のイメージ」についてGoogleスライドに記入していきます。「かわいい」「少しずつ言葉を覚えていく」「小さい」「元気いっぱい」「ちょっと乱暴」など、次々と思い浮かぶイメージを記入していきました。中には「繊細」の言葉も。それらを共有した上で、事前アンケートを踏まえて、授業のめあてを設定していきました。
「幼児と触れ合うときに、どのような関わり方をしたらよいか考えよう!」幼稚園の先生の考えてほしい3つの視点「何を考えているのだろう」「子どものできること・できないこと」そして「衛生・安全」について、担当教諭の子どもの写真や動画を見せながら、具体的に確認していきました。
そして、「幼児と触れ合うときには」について自分なりに考えていきます。「次も一緒に遊んでくれるように関わりたい」「やってみたい!こうしたい!という幼児の気持ちを大切にする」「言葉の使い方や周りをよく見て安全に遊ばせたい」理由も合わせて発表していきました。
学級全体への発表は口頭で行いましたが、挙手する生徒が多く、ある意味驚きでした。この後、今後の授業を進めていくために、各自のテーマに基づいて知っていることや知りたいことを書き出しました。
本時は7時間授業の1時間目として行われた授業で、2年次の幼稚園実習につながっていきます。