9月4日(木)市内中学校の2学年担当の国語の先生方が2年3組教室に集まりました。14時から本校で行った研究授業です。「私が魅力を語るなら~伏線に着目して内容を解釈する~」、教材は伊坂幸太郎さんの『ヒューマノイド』です。
一般的に、思考力・判断力・表現力を問う記述問題では回答率や正答率が低くなる傾向があります。それは読解力に問題があるからなのか、それとも、自分の考えに自信がもてないからなのか。そこで、人によって異なる「物語の魅力」、正解のない「物語の魅力」を表現する活動を通して、読解力の向上や自信をもって表現できるようにすることを目指します。
9月4日は、前回までに作成したGoogleスライドを班内で見せ合いながら、添削や意見交換を行った後、さらに加筆・修正を加えアップデートしていきます。
授業者は授業を終えてこう話しました。
「『魅力を語る』ことは大人でも難しいです。そのような中、伏線から『こんなことが言えるのかな』と考え、一生懸命スライドを作る生徒に助けられた授業でした。また、友達のために言葉を尽くしてコメントする姿には、こちらが目的とした以上に表現力の高まりが感じられました。生徒たちもまだまだ悩んでいることも多いので、私自身も言葉を尽くして授業をしていきたいと思います」と。
今後、友達からのアドバイスを基にスライドを完成させ、交流会を行っていく予定です。