10/27 球技の授業を公開(県小中体連研究推進校 公開研究発表会)

2025年10月27日月曜日

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  球技は、ゴール型、ネット型及びベースボール型などから構成されます。10月27日(月)、本校は山梨県小中学校体育連盟研究推進校として、球技のうち、バレーボール(ネット型)とソフトボール(ベースボール型)の授業を公開し、公開研究発表会を行いました。

 本時は12時間中5時間目の授業、バレーボールはボールを相手側のコートの空いた場所やねらった場所に打ち返すことができるようにすることを、ソフトボールは打球に応じて中継プレイに備える動きをすることができるようにすることを目標(※1)としています。

 正しく「投げる」ために用意されたものは紙鉄砲や箱そして的などです。授業はじめのトレーニングとして、毎時間取り組むことで正しい投球動作を身につけていきます。準備運動に加え、学習課題の確認や基本練習に続いて、いよいよミニゲームを通して本時の目標に迫っていきます。そしてミニゲームをチームごとに振り返った後、打撃チームと守備チームに分かれてゲーム(※2)を行いました。
 ゲーム終了後の集合時に先生はこう言いました。「(強く速く)ボールを投げられる者が外野にいた方がいいよね。でも、◯◯だったらどう?」中継に頼らずホームベースに直接返球しがちな男子にありがちなプレーに対して、中継に対する気付きを与えていきました。
授業を終えた生徒はこう言いました。「楽しかった。(サッカー部で)いつもは蹴るスポーツだけど、こうやって投げることが楽しい」と。
 次回からは、チームごとに異なる課題に対してその解決のための練習を行いながら、ゲームで検証していきます(※3)。

※1 バレーボールとソフトボールの授業の共通の目標として、自己や仲間の技術的な課題やチームの作戦・戦術についての課題や課題解決に有効な練習方法の選択について、自己の考えを伝えることができるようにすることがあります。
※2 打者一人につき1回ティースタンドを使って打撃を行います。打者は走塁を行い、守備側は全ての打球をホームベースに向かって中継します。打者走者はボールがホームベースに届くまでベースを周回します。ホームベースにボールが戻るまでにベースを踏めた数をチームの得点とします。もしボールがホームベースに戻るまでの間に、走者が2周した場合は8点となります。
※3 県指導主事や県小中体連会長など来賓の方々を招いて行われたこの会では、授業後に研究会を行い、様々なご意見やご指導をいただきました。

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